起点：后豊鉄馬道起点 終点：后里駅

台湾鉄道の廃線を改修して作られた后豊鉄馬道は全長5.8キロで、沿線には多様な景観が広がります。大甲溪の溪谷にかかる花樑鋼橋のほか、自転車で「9号トンネル」を走り抜けることもでき、「第一酒廠鉄道之鄉酒荘」では欧州のような写真が撮れる人気撮影スポットです。

「花樑鋼橋」は全長382メートル、1908年に竣工しました。台鉄旧山線の最南端にあたり、橋脚二つ毎に花樑と俗称される鋼製トラスがあり、強くて美しい芸術的な橋です。

「9号トンネル」も后豊鉄馬道の人気スポットです。台鉄旧山線で最も長いトンネルで、全長1.2キロも及びます。トンネル内は明るく、涼しく快適で、トンネル内の特殊な雰囲気を味わえる他、夏には避暑するのも良いでしょう。

「第一酒廠鉄道之鄉酒荘園区」は芸術と文化を織り込む欧州風庭園で、中には休憩区、テイスティング区があり、ガイドツアーも開催しています。サイクリングで通りかかった際に見学してみるのもいいでしょう。

自転車で台中をめぐり、アウトドアを満喫。大甲溪を訪ね、地元の水文化に親しむ。中台湾のゆっくりした旅で、台湾を深く知る